気付くともう4回目になりますが、またまたGWは千葉の方に行ってまいりました。
今回も途中実家のある木更津で宿泊したので一日で周ったわけではありませんが、紹介するスポットは湾イチ途中で寄れるところが中心です。
千葉にお越しの際はぜひぜひ寄ってみてください!
この記事の目次
1日目〜都内から千葉へ〜
都内〜東京湾フェリー
都内から横須賀の東京湾フェリーまでは大分慣れたルートになってきたので、特に何事もなくすんなり進めました。
出発したのは5/1の平日。このルートを平日走るのは初なのですが、市街地のあたりは学生やバスなどが多くてちょっと大変だったかな。
今回はフェリーの出発時刻に微妙に間に合わず、時間がかなり空いてしまったので乗り場近くの住吉神社で旅の安全祈願。
階段の上からは、久里浜の景色がよく見えました。
便は逃したもの、1人旅なのでゆっくり時間を潰すのも悪くないですね。
フェリー乗り場に着いてまず目に入ったのは、サイクルラック!!!
サービスセンターのイートインスペースから見えるベストポジションに新しく設置されていました!
置き場所にいつも困っていたのですごく助かります!
しばし時間を潰し、乗船が始まってからは船内の売店でいちごアイスを買ってのんびり出港を待ちます。
甲板で海を眺めながら速攻で溶けるアイスと戦うのがフェリーの楽しみになってきました。
保田小学校
金谷港についてからいつもはすぐに北上していたのですが、今回は南下してみることに。
金谷のあたりを自転車で走ってみると、海鮮の美味しそうな匂いがこれでもかと襲ってきます。
鼻を鳴らしながらもお昼にはまだ早い時間なので我慢し、この日は保田小学校に行ってみました。
保田小学校は廃校になった小学校を改装して作られた人気の道の駅。
学校の面影を残してキレイに生まれ変わった校舎で、懐かしさに浸りながら地元の魅力を知ることができます。
お土産を買うもよし、温泉に入るもよし、さらに宿泊もできるので自転車合宿にもオススメです。
ここにもしっかりサイクルラックが設置されてます。
さて、港町の誘惑を我慢してたどり着いたランチは、里山食堂でいただきました。
店内は黒板をメニュー表にしてみたり、机をそのままテーブルとして使ったりと、学校給食を思い出させるお店です。
注文したのはフライ定食。定食は全て小皿が2つ選べるので、菜の花のおひたしと冷奴をつけました。
ごはんはおそらく地元産のもちっとして粘りのあるお米です。
メインのアジフライは揚げたてサクサクで味が濃い!
エビフライは衣は薄付けなのにこの大きさです。甘みがしっかりしていて美味しかったー。
里山食堂の他にも、この辺りで採石された石を使った石窯ピザの有名店GONZOの支店やCafe金次郎など面白いお店がありますよ。
保田小学校
住所:千葉県安房郡鋸南町保田724
営業時間:9:00~18:00
年中無休
大山千枚田
今回の旅の目的地の一つは大山千枚田。
鴨川の日本の棚田百選に選ばれる地元では有名な棚田です。
大山千枚田までは保田小学校から14kmほど国道34合線を進みます。
割とアップダウンの多い道で、港町の賑わいはすぐに消え、トトロが出てきそうな田舎の山の中に入っていきます。
斜度もそこそこ、、、8%くらいまで上がっていきます。
信号が少ないせいか風景の変化が少ないせいか、14kmが大分長く感じました。
やっと大山千枚田の看板が見えると、「この先3km」の文字。
そびえるつづら折の斜面。
あまりの山道に途中引き返そうかとも思いましたが、ここまで来たら後に引けず。
もうすでに棚田はチラホラ見えますが、本丸を見るまでは帰れない!
10%くらいまで斜度はあがりますが、ダラダラと登っていきます。
頂上らしきところを越え、ちょっと下ってやっと辿り着きました!
遠回りしたらてっぺん超える必要なかった事に気づくのは帰路でのことです。
後でstravaをみたらこの山道登ってる人の少ないこと。女性では初なので必然的にQOMとってしまいました。
そして目の前に広がるのは疲れもふっとぶ圧巻の風景!!
丁度田植えが始まった頃なので水を張った田んぼに光が反射して綺麗でした。
しばらく写真を撮っていると、徐々に日が陰り、雲が厚くなり…。雨予報は夕方のはずだったんですがどんどん雲行きが怪しくなって行きます。
急いで下り、来た道を戻り金谷方面へ!
(地図で見ると大山千枚田から北上するには88号線を登ると行きやすいように見えますが、車通りもほとんどない山道なので34号線で海側まで戻った方がよさそうです。)
戻り始めるとすぐにぽつぽつと降り始め、雷が鳴り、あっという間にどしゃぶりです。
丸太小屋
雨がひどくなり始めた頃、丁度横手に見えたカフェで雨宿りさせていただくことにしました。
丸太小屋さんはなかなか情報の少ないお店ですが、本当に素敵なお店でした。
ログハウスの中は外から見るよりもずっとモダンな雰囲気で、照明や大きな振り子時計など木製のインテリアに統一されていました。
屋根裏に置かれた木製のスピーカーからはジャズが流れています。
店員さん達がとにかく優しくて、タオルを貸してくださったり、天気を調べてくれたり。さらには雨で立ち往生した時の為に宿の心配までしてくれて、「うちは泊めてあげる場所がないけど、隣のお店に宿お願いするところだったよ」と声をかけてくれました。
お昼は食べてしまったのでコーヒーだけ頂きましたが、ランチでは美味しそうなピザが人気のようです。
次回またお礼を兼ねてピザを食べに行こうかな。
丸太小屋
住所:千葉県鴨川市金束1117-1
営業時間:11:00~15:00
定休日:木曜日、金曜日
この日は雷雨によりリタイアとなりましたが、雨は割と早く上がり、帰り道ではくっきりと大きな虹を見ることが出来ました。
しかもうっすらと2重なんです!雨には振られてしまったものの、いい景色が見られたので良しとします!
2日目〜やり直しライド
一日目は雷雨により泣く泣く途中断念。不完全燃焼で物足りなかったので、2日目はやり直しライドに行きました。
もう一つの目的地だった、濃溝の滝に続く南房総の話題のスポットに行ってみます。
燈籠坂大師の切通しトンネル
目的の絶景スポットは、金谷港から木更津方面へと伸びる127号線の道から100mも行かないところにあるんです。
最近バイク乗りの方々の間で話題とのことでメディアで取り上げられる事も多いのですが、何度も通ったのに然知りませんでした。
ローディーの方も多く通るのですが、みんな素通り。
というのも、場所が分かりにくすぎる上に地味なので、絶景スポットがあるとは到底思えません。
城山隧道のトンネルのすぐ北側にある不思議な白い門。これが目印です。※現在は赤く塗り直されています。
ここから短い坂を上がって、小さいトンネルを一つ潜ると圧巻の景色が広がっています。
一枚岩を削ってできたトンネルで、幅は車一台が通れるくらい。天井はかなり高く、写真で見るよりも迫力があるかもしれません。
構図が難しくて何枚も写真をとってしまいました(汗
朝方に見ると真横からトンネル光が差し込にで黄金色に輝くそうですよ!
話題のスポットなので人が多いかと思いきや、バイクの人、バスツアーの人がチラホラいる感じなので、バスツアーと当たらなければ十分に楽しめるかと思います。
トンネルを抜けたところには燈籠坂大師の神社があり、階段を登って高台に上がれるので、海まで景色が見渡せてこちらも素敵でした。
金谷食堂
この日のごはんは、前日に金谷で嗅いだ海鮮の香りを辿ってうろうろ。
人足の少ないこじんまりしたお店に狙いをつけたのですが、駐輪場所が見つからなかったりしてやっとの事でお店を決めました。
金谷食堂は観光客で賑わいかなり混雑しているので、時間に余裕のある時にどうぞ。
注文したのは地魚となめろうのぶっかけ丼。
脂の乗った厚切りの地魚4種と絶妙な味付けのなめろう!
なめろうはお店によって味が変わりますが、白味噌多めなのかな、あっさりめで旨味が強くてほんのり甘く、好きな味でした!
金谷食堂
住所:千葉県富津市金谷2152-1
営業時間:〔水~金〕11:00~15:00 〔土・日〕11:00~17:00
定休日:月曜日、火曜日
KANAYA STATION 石の舎カフェ
そしてもう一箇所金谷でご紹介。
サイクルラック設置のオシャレなオープンカフェがあるなーと立ち止まってみると、イケメンアメリカ人店員さんが案内をしてくれました。
ちなみに彼はお店の看板店員さんで、サーフィンが好きで館山に移住してきたんだとか。
趣味のために住む場所を変えて自然の中での生活、素敵ですね。
実はここ、最近できたばかりの観光案内所だったのですが、なんと日帰り温泉や宿泊施設もあるんです!
カフェスペースの石の舎カフェでは、コーヒーや地元の牧場牛乳、店内で販売されているお土産品を使ったおやつメニューがいただけます。
今のところはランチメニューはないそうですが、今後軽食メニューも考案中とのことで楽しみです。
出来たばかりでスタッフさん達も頑張っていたので応援したい!
次は温泉に入りに行ってみます!
KANAYA STATION
住所:千葉県富津市金谷2175
営業時間:10:00〜17:00
この日は軽くお散歩して終了。
鋸山方面に少し下るだけで、きれいな海沿いの景色が満喫できますよ。
3日目〜東京へ
帰路は木更津から北上。いつもは16号線を使っていたのですが、交通量が多いので途中から路線変更し24号線へと続く道を使いました。
16号よりも道幅が広く、車通りも穏やかなので走りやすいです。景色も落ち着いていて、カフェや食事処も探しやすい。
ただし斜度最大8%くらいのアップダウンが。。登りはそんなに長くないのですが地味に心が折られる〜!
この日のランチは人気の古民家カフェに行ってみようと思ったのですが定休日でお休み。
水曜定休のお店が多く、ランチ難民になってうろうろしていると、ちいさなレストランを発見。
手作りハンバーグの文字に惹かれて入ってみました。
女性のマスターが一人で回しているお店で、洋食屋さんの定番メニューがいただけます。
注文したのは鉄板デミソースハンバーグ。
まずは小鉢と言うにはボリュームたっぷり4品の前菜とスープをいただきました。洋風メニューっぽいのに和の食材も使われていて、絶妙な和洋折衷感です。
メインのハンバーグはかなり大きさもあってふっくら柔らかくて美味しい!
付け合せにキャベツは珍しいですが、デミソースと相性が良くて私はコレ好きです。
アイスコーヒーは自家製のガムシロと一緒に。
別注文のプリンは底にたっぷりカラメルが入っていて、ウエハースにカラメルをつけていただきます。
かなりボリューミーだったので、ローディーの腹ペコのお腹も満たしてくれること間違い無しです!
ピーターラビット
住所:千葉県市原市八幡3-12
営業時間:[火・水・金・土・日]11:00~20:00 [月]11:00~14:30
定休日:木曜日
ランチに満足したら、ここからはあまり楽しい道はないのでダラダラと帰路を進み、荒川から大回りして今回も無事帰宅。
次回はどこに行こうかな。今後もまた房総の魅力を自転車で紹介していきたいと思います!