暑い日々が続きますが、夏の日差しと深緑は水辺の景色を美しく見せてくれますね。
というわけで今回は話題の絶景ポイント、ユーシン渓谷に行ってきました!
最初に言っておきますが、ロードで行くところではありませんでしたww
ユーシン渓谷は神奈川の奥地にあり、自走で行くと時間がかかってしまうため新松田駅までは輪行で行きました。
ゆるゆると登りながら進んでいくと、目の前に丹沢湖の青い湖面が広がります。
丹沢湖も十分に青くてきれいですが、それ故にユーシンブルーへの期待が高まります!
丹沢湖の南から北東に向けて走り、玄倉大橋の近くの玄倉商店さんがおそらく最後の補給スポット。手前に小さな道の駅もありましたが、この先お手洗いや自販機は全くありませんw
湖畔を過ぎるとちょっとキツめの坂の洗礼を受け、その先の玄倉第一発電所あたりで一休み。
獣道ですが沢に降りられるところがあり、川遊びやBBQを楽しむ方々がいました。(許可されているところなのかはわかりません)
水に脚をつけるとひんやり気持ちいいー!
車で行けるのは玄倉第一発電所のあたりまで。その後は車両通行止めになります。
澄んだ山の空気の中、水の音と木漏れ日と、ロケーションは最高なのですが、路面はどんどん悪くなっていくばかり。
上の写真はまだいい方で、こぶし大の石がゴロゴロと転がるところや、割れたアスファルトが不規則に並ぶところ、砂が多くて足を取られることももありました。
斜度もそれなりにあります。
一緒に行った男性達は平気そうでしたが私は一度立ち止まるとなかなか出発できずに苦戦。
また、道中トンネルがいくつかあるのですが、トンネル内に明かりはありません。暗い上にトンネル内も足場が悪いのでかなり怖かったです。
一番長いトンネルは出口手前でカーブしているので、完全な暗闇。絶対一人じゃ行けない。。
なんとか長〜いトンネルと足場ボコボコのトンネルを抜けると、そこには美しい清流が待ち構えていました!
そしてそのすぐ上には本命の絶景スポット玄倉ダムが見えてきます!
ダムの向こうには澄んだ青い水が溜まり、不自然なほどの鮮やかなエメラルドブルーに染まっていました。
何故こんなに美しい色なのか原因ははっきりと分かってはいないそうですが、その透明度の高さは明らかですね。
ここからさらに悪路をひたすら登り、ユーシンロッジまで行ってきました。
どんどん悪くなる路面に「ぬおぉぉぉ」「うぉぉぉぉ」と唸り声を上げながら登りました。
だんだん楽しくなってくるから不思議ですw
ユーシンロッジ手前の橋から見える川もきれいでしたが、この直前にも悪路の激坂がありますよ!
ちなみにユーシンロッジは現在運営しておらず、お手洗いはありますが補給はできません。
帰りは再び悪路を下っていきます!
下りのほうが怖い!登りはゆっくりだったのでさほど辛くなかった斜度が、下りでは牙を剥いてきます。
腕やいろんなところが振動で痛くなりましたw
下りの道ではMTBで来た方に「ロードで。。。すごいっすねw」と声をかけられしまいました。本来MTBで行くところなんですよね。
悪路によりスピードは出せず、第一発電所から往復20kmほどの道のりにかかったのは約2時間半。帰りもまた輪行し、走行距離としては大して走っていないのですが、普段と力のかけ方が違ったので翌日はかなりの筋肉痛に襲われましたw
ユーシン渓谷の写真を探すともっと水際まで降りて撮影した写真が多く見られましたが、実際降りる道は見つからず。
写真を撮る際には無理せず節度を守って楽しみましょう!
また、山登りを楽しむ方々がいたので人気はありますが、当日緊急車両も見られ、事故も多いとのこと。
今回行ったメンバーではパンクもなく無事に山を降りる事ができましたが、訪れる際には十分気をつけて、足場の悪いところでは無理せず自転車を降りるようにしてくださいね。
RIDE:2016.7.31