紅葉シーズンの終わりに紅葉狩りに駆け込んで来ました!
日帰りで行ける関東の穴場スポットを2ヶ所とルートを紹介します!
来年の紅葉ライドの参考にしてみてください。
ヤビツ近くの震生湖
見頃:11月中旬~12月上旬
12月の第一週に行き、丁度見頃でした。
都内から自走でも行けますが、交通量の多い道を使うため輪行を組み合わせたほうが良さそうです。
震生湖ってあまり聞き慣れない名前の湖ですよね。私も今回初めて知りました。紅葉スポット紹介サイトの綺麗な写真に惹かれて調べてみると、なんとヤビツ峠でお馴染みの秦野!
秦野に湖があったんですね。
その名の通り関東大震災の時に川が広がってできた湖なんだそうです。
今回はネット記事で見つけた大磯方面から回り込むルートでを参考にしてみました。
特に途中面白いスポットに寄るわけではありませんでしたが、秦野手前の善波峠を避けていつもと違う道を楽しむルートです。
小田原厚木道路の脇はかなり長い間信号が全然ないストレートで気持ち良かった!
大磯の方まで出たら、北方向に折り返してじわじわと坂を登ります。
神奈川の色付いた山々を眺めながら進むのはなかなか良かったけれど登りが長いー!
やっと目的地に近づき、震生湖の南西側から進むと、小さい立看板に震生湖の文字が見えてきます。
しかし立看板の案内通り進んでも湖に降りる道が見つけられないどころか湖も見えないので注意です。どこに案内する看板だったんだ…。
湖の北側に回り込むと駐車場があるので、そちらから行きましょう。
ただし、湖に降りる道は結構な急坂です。坂の上の方が一瞬キツイだけなのですが、最高20%くらい。登るのは意外と行けますが下りがちょっと怖いです。
駐車場の周りには弁天さまの登りがたくさん見えたので、まずはお参りに行くことに。
お社の方に行くにはちょっと足元の悪い道を進まないといけないので、雨の後なんかは注意してくださいね。
お社のあたりから湖を見ると、角度によっては翡翠色に見えます。
駐車場からお社のあたりで見ると少し暗い印象の湖でしたが、別の位置から見ると全然印象が変わりました。
日差しが色付いた葉を照らして鮮やか。湖面に写り込んだ空と葉のコントラストがまた綺麗です。
売店の近くのベンチからは紅葉を内側から鑑賞でき、葉の表裏の色の違いを楽しめました。内側から見たほうが透け感があって鮮やかに見えます。
ちなみに売店は貸しボート屋さんで、食べ物は扱ってなさそう。
湖を訪れる人は釣り目的の方が多く、紅葉を楽しむ方はチラホラ。あまり観光地っぽくない場所ですが、紅葉を楽しみに行くには十分の穴場スポットです。
オススメランチ
お昼は湖の近くの手打ちうどん、白笹うどん多奈加がオススメ!
古民家そのままの店内は、畳のお座敷で懐かしい雰囲気。トントンとうどんを打つ音が小気味良く響きます。
月毎に中身が変わる田舎うどんはおかず毎に丁寧に味付けがされてて、どれも美味しい。特にきんぴらがいい具合。うどんもモチモチです。
うどんと一緒におでんが食べられるのも魅力的。カラシも置いてありますが、辛味噌で食べるのも美味しかったですよ。
白笹うどん多奈加
住所:神奈川県秦野市今泉1039-6
営業時間:11:00〜15:00
年中無休
RIDE 17.12.2
千葉もみじロード
見頃:12月上旬
距離が長く高低差があるので、場所によって見頃がズレるようです。12月第二週に行ってみると、上の方は落葉気味、地蔵堂の滝は青葉混じりでした。見頃時期を逃しても長く楽しめるスポットですね。
自走だと大分距離が出てしまうので、輪行・フェリーを組み合わせるのがオススメです。
千葉は養老渓谷が有名ですが、今年は気になっていた富津のもみじロードに行ってみました。養老渓谷よりも金谷に近くてルートが作りやすいんです。
東京湾フェリーで金谷に渡り、道の駅保田小学校の前を通っていきます。金谷港からは10kmちょっとと言ったところ。
道中の山々は木の種類的にあまり色づかないものが多く、目的にの色づき具合に不安が出てきます。
半分くらいはこんな感じで信号のない田舎道。じわじわ登るけど走りやすい!
もみじロード入り口まではあっという間に着きます。もみじロードの手前で10%くらいの坂がありますが(笑)
しかし着いてしまえばボーナスタイム!もみじロードは10kmくらい続くのですが、南側から行くとほとんど下りです!
ちなみにコンビニも信号もありませんが、途中にお手洗いと自販機のある休憩所がありますよ。
ハイキングをしながら写真を撮る方やバイクの方はチラホラ居ましたが、人も車も多くないのでシーズン中でも悠々と楽しめます。
10kmと長い区間で景色がころころと変わるのも面白いところ。
山中区民会館のあたりは、川の向こうに赤、青、黃、色とりどりの木々が彩ります。
途中、川の脇の小道に入れるところがあるんですが、積もる落ち葉と苔が手付かずな感じでなかなかのフォトスポット。
真っ赤な紅葉を見下ろす道では、すぐ近くから飛び立って行く鳶に驚きました。
実は前回下見に来たときにはこの辺で猿に遭遇。色んな動物にも会えますよ!
下っていくと川に注ぎ込む地蔵堂の滝が現れます。実際見ると滝は細く、木々に隠れてあまり見えないんですが、滝を覗き込むというのも面白いかも。
おかわりのグルメと絶景
じっくり楽しんでいるとあっという間にあたりが暗くなってきました。
しかし今回はグルメと絶景をこよなく愛する方と一緒、遅くなっても大丈夫との事だったのでもう1箇所!
最近お気に入りのカフェGROVEに向かいました。
GROVEはサイクルラックが3台もあるオシャレなカフェで、焼き菓子と珈琲が美味しいー!
お店の詳細はこちらの記事でご紹介。この日は珈琲とレモンケーキをいただき、マフィンをお持ち帰り。どっちも優しい甘さで美味しい。
閉店間際の17時近く。暗くなってしまったので急いで出発しようとすると、マスターが「夕日にまだ間に合うかもしれませんよ。海で見ると綺麗だから是非行ってみて。」と!!
車道では海まで行けませんが、カフェから歩くとすぐに海へ出られるとのこと。
マスターのお言葉に甘え、自転車を置かせてもらい海へ。
なるほど、途中で道は終わり、砂地の小道に突入して行きます。視界を覆っていた藪を抜けて行くと、目の前には真っ赤に染まる水平線。そして富士山!!
そうなんです。内房では海越しに沈む夕日とか富士山が見えるんです!海越しに見ると他に対象物が無いからか富士山がすごく大きく見えるんですよね。
正直、さっきまでの紅葉は吹き飛びました(笑)
写真では伝えきれない迫力と感動を是非味わっていただきたいのですが、めちゃくちゃ寒い上にカフェの周りは街灯が少ないので、十分な装備を持って女性1人では行かないようにしてくださいね。
さて、カフェの最寄りは佐貫駅なのですが、輪行で帰る場合はもう少し頑張って木更津まで上がってしまうことをオススメします。何故なら電車の本数が…。間に君津駅もありますが127号線を使うと電車で8分かかる君津 - 木更津間も数キロしか変わりません。
木更津からなら都内まで乗り換え不要な電車もあるので、お住いの場所によっては1本で帰れますよ。
RIDE 17.12.9
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記事に載せきらない写真はInstagramに乗せています。
更新もブログより早いのでよかったら覗いてみて下さい。