お久しぶりの更新になってしまいましたこんにちは!ayumiです!
更新しない間もFRAMEに記事を書いたりyoutubeにVlogを上げたりなどしていました。
もちろん自転車をやめた訳じゃないですよ!
今回は何度か自転車旅を繰り返すうちにバイクパッキングスタイルが確立してきたので紹介したいと思います。
車を使わず公共交通機関だけで自転車旅をするには、サドルバッグやフレームバッグなど自転車に取り付けられるバッグを利用して身体を身軽にするのがスタンダード。
しかし、私のロードバイクのフレームサイズは最小クラスの44。しかもかなりキツめのスローピング、ハンドルはギリギリまで下げた上に下向きに確度をつけていてクリアランスもなければスペースもない。
そんな愛車でも、自転車旅がしたい!と、工夫を重ねてついに快適に旅ができる形ができてきました!
大容量サドルバッグ導入
まず最初に導入したのは大容量サドルバッグ。これがなくては始まらない、と言っても過言ではない定番アイテムです。
Rawlow Mountain worksのBike'n Hike Post Bagは、比較的クリアランスがなくても導入できるタイプ。
容量は8L〜10L。輪行時にはリュックになるし、撥水性の高い生地で雨の日でも汚れにくくて使い勝手の良いバッグです。機能性がありながらもデザインもかわいくて◎。
生産数が少なく入手困難ですが、PAPER SKYバージョンなら比較的入手しやすいかと思います。
かなりの容量が入るので、夏場なら着替え1セット、化粧ポーチ、散策用の靴や輪行袋も入ります。
Rawlow Mountain works / Bike'n Hike Post Bag
サドルバッグの中身は動画にしてみたのでこちらも参考まで!
ただし、あまり詰め込みすぎると流石にバッグが垂れてきてタイヤに擦ってしまうためりんりんバンドなどを使って支えていました。
また、サドルの下が重いと重心が高くなってしまい、ダウンヒルの時に安定性が低くなったり停車時に安定せず立ちゴケしてしまったり。。。
安全のためにも荷物を分散する必要がありました。
フロントバッグの導入
次に導入したのがフロントバッグ(ハンドルバーバッグ)。
こちらも探すのに苦労しました…!
と言うのもハンドルからタイヤまでのクリアランスが無さすぎて、サイズが大きいとどうしても擦ってしまうんですよね。
ハンドルにベルトで固定するため、強度と荷物の重さによっては緩んでしまったり、締め付けすぎるとブレーキに干渉してしまうこともありました。
悩んだ末に購入したRaphaのバーバッグ。
こちらはコンパクトで無駄のない装着感なので、タイヤに擦ることはありません。ベルトも作りがしっかりしていて、重いものを入れても緩むことがなく安心。
い
ベルトはバックルタイプでつけ外しも楽で、さらに付属のショルダーベルトを使ってボディバッグのように持ち運ぶ事もできます。
最近ではアクションカメラを使って撮影を楽しんでいることもあり、機材や充電ケーブル、モバイルバッテリーといった電子機器周りのものを入れることが多いです。
ウインドブレーカーや輪行用のパンツなど衣類を入れてもいいですね。
背面ポケットを軽くできるのでちょっとしたライドの時にも便利。ミニ財布ならそのまま入れられるので、わざわざライドの度にサイクルウォレットに財布を移し替える手間もなくなりました。
救世主あらわる
Raphaのバーバッグは基本的にはタイヤに擦ることはありません。
ただ、一度だけ充電ケーブルを使用するためにチャックを半開きにしていたら本体が傾いて少し擦ってしまいました。この使い方はイレギュラーではありますが、重いものを入れた時に不安がないと言えば嘘になります。
そこで導入したのがフロントバッグサポーター!
これはまさに低身長ライダーの救世主!!
付け方は簡単で、コラムスペーサーの間に挟むだけ。前後と上下に長さ調整が可能なので、大きめのフロントバッグでも大丈夫。
使用してみるとしっかりとタイヤとフロントバッグの間に隙間ができました。安定感もバッチリで荷物が多い時でも安心!!
取り付けの注意
私はコラムカットして一番下までハンドルを下げていたため、コラムスペーサーに挟み込むためには一手間必要でした。
もう何も挟む隙間はないのでは…?
変えられるのはトップチューブすぐ上の円錐台のパーツ、トップカバーしかありませんでした。さらに薄いものに変更すればどうにかなりそう!とは言え丁度サポーターの約3mm分だけ薄いトップカバーというものも無いので、スペーサーを何枚か挟んで調整しています。
サポーターはステムと干渉しないように前下がりになっているので、コラムスペーサーの一番上に配置することもできます。ただ、私はステムも前下がりの物を使っていたので干渉しないようにスペーサーの中段あたりに配置しました。
デメリット
デメリットは220gの重さ。めちゃくちゃ重いわけではありませんが、少しでも車体を軽くしたいという方には重みを感じますね。取り外しする際にはスペーサー交換が必要なため、頻繁にレースに出る方には邪魔に感じるかもしれません。
自作フレームバック
荷物を減らせばサドルバッグとフロントバッグで十分かなとは思っていたのですが、やはりそれだけだと安定感に不安が。
特にサドルバッグが重くなると重心が高くなり、静止時に扱いにくかったり、ダウンヒルの時に車体をコントロールしにくかったりします。
そこでフレームバックを…と通常は考えるのですが、小さいフレームはスペースが少なく、ボトルだけで埋まってしまうのです。
フレームバックを入れる隙間などない…。
フレームバックにもハーフサイズや、デッドスペースを利用した小型のものもありますがイマイチ収まる気がしない。
フレーム全面を使うものも市販のものでサイズが合う気がしない…。
そんな中、海外のバイクパッキング系のブランドや記事を見ていると、「フレームバックはバイクに合わせて作るのがイカスぜ!」という考えに触れました。
オンラインからカスタムオーダーできるブランドも多く、3万円くらいから自分のバイクに合うフレームバックが作れるようです。
ふさらによく調べるとDIYで作っている方も多い!色々悩んだ結果自作してみることにしました!
X-pacの防水生地を使って自作したのがこちら!
フレームのスペースめいっぱい使ったサイズにし、サイドのファスナーから中身の出し入れができるようにしました。余った生地で作ったツールケースは、BB側の角にピッタリ収まるようになっています。
旅のときには一番下に重いツールを入れ、化粧品や洗顔用品など重みのあるものをフレームバックに。
サドルバッグは衣類中心となるので車体全体の重心を下げることに成功!
完成後、自作フレームバッグを持って激坂だらけの奄美大島へ。重心が安定したおかげ下り坂も安定するようになり、荷物も削り過ぎずに余裕を持って持ち運べたので快適に旅ができました!!
ちなみに、フレームバッグを使うことでボトルの置き場所がなくなるので、ハンドル取付のボトルバックを利用しています。FAIRWEATHERのステムバッグはカラーも豊富でかわいいですよ!
自作自体は皆さんにおすすめできるものではありませんが、オーダー出来るブランドもありますのでお悩みの方はぜひご一考ください。フレームにぴったり収まるバッグはなかなか気持ち良いですよ!
最後にオーダー可能ブランドと、簡単に自作手順も掲載しておきます。
オーダーブランド
少しだけ海外のアクセサリーバッグのブランドをご紹介。どのブランドも可愛くて夢が広がります。
実際に日本からのオーダーを受け付けているか否かはリンク先にてご確認くださいね。
helmut
WIZARD WORKS
ROCK GEIST
作り方
作り方に関しては力技なところもあったので細かい工程は割愛しますが、
①段ボールを使ってフレームから型をとり、型紙を作る。
②型紙に合わせて芯材と表地と裏地の生地をカット。
③オモテ面につける止水チャックに生地を縫い付け。
④側面にフレーム固定用のマジックテープを通すためのナイロンテープを縫い付け。
⑤表地と裏地の間に芯材が入るように各面のパーツを縫い付け。
⑥全ての面を組み合わせて、表裏逆になるよう縫い付け。
⑦チャック部から裏返す。
初心者のくせに芯材を入れてしまったため立体になるように縫うのは結構大変で、一部無理矢理縫い付けたために防水性は怪しくなってしまいました…。
工程は大変なものの、構造自体は難しくないのでミシンが扱えれば誰でも作れますよ!