田舎のカフェっていいですよね。
自転車を置くスペースがしっかりあるし、そもそも盗難を心配するほどの人通りがない。
車では行きにくい場所でも自転車ならすぐ行けて、何より大抵ごはんが美味しいのです。
今までもライドで立ち寄ったカフェは紹介してきましたが、ライドの中身よりグルメ記事の比重が高くなるのでいっそカフェ紹介だけを記事にしてしまいます(笑)
今回紹介するのは千葉の富津にある人気のカフェ。最近お気に入りのお店です。
迷子必至の田舎道
お店は内房を縦断する127号線から近いので千葉を走る際には割と寄りやすい立地。
佐貫の駅から東京湾観音さんを横目に海のほうへ向かい、田んぼのど真ん中を進みます。
ちなみに東京湾観音さんは有名な心霊スポットなので行きません!
田んぼ道の先に民家が見えてきた、と思ったら幅員減少の文字が見えますね。
車1台やっと通れるくらいの道幅になっていきます。
奥にいるのは野良猫。
たぬきではありません(笑)
川にぶつかり橋を渡り、突然現れる地味な坂道を超えていきます。石垣、生け垣が並んでいて、街の雰囲気が面白い。
と関心していると、「この先行き止まり」の看板が。。
あ、あれ??
GoogleMapではY字路が表示されているのですが、見当たりません。地図を見ながら少し戻って見ると、橋の手前にそれらしき道がありました。
ありました、が…本当にこの藪道??
一応道は続いているので、このまま進んでも辿り着けますが、私道のような感じなのでなんだか気まずい思いで通りました。
後で確認するとGoogleMapが徒歩ルートの設定になっていたため表示されたルートのようですが、徒歩でもどうなのでしょうか(笑)
正解ルート
あまりにも道が分かりにくいのでMAPを作ってみました。
間違いルートは獣道ルート。惜しいルートは多少未舗装路が混じります。
ストレートを一気に進みたい気持ちを我慢して正解ルートから行ってくださいね。
正解ルートなら道は多少狭くとも全部舗装路で、小さな牧場の脇を通るので牛さんに会えますよ。
お待ちかねのカフェはロケーション抜群
狭い藪道を抜けるとすぐにカフェの駐車場が見えてきました。
手作り感のある看板が目印。
駐車場の抜けると1台、石段を下ってお店の前に2台の全部で3台のサイクルラックがあります。ここまで多いのはなかなか見ませんね!
お店に入ると、焼き菓子の甘い香りがもう幸せ。
地元の作家さんの家具を使っていて、木のぬくもりが感じられるオシャレな店内です。
建物の作りがまた素敵で、テラス席との仕切りが開放できるようになっているんです。店内から庭までが一つに繋がったような空間で、屋内の席に座っていても外にいるような、心地よい空気が味わえました。
広いテラス席の感じもなんだかリゾート地に居るような気分。作り込まれたお庭ではありませんが、自然に生えた木々が木漏れ日を作っていて、オシャレな店内から覗くと最高のロケーション。
自転車では行けませんが、少し歩くと海まで出れるのも魅力です。
季節を感じるカレーと焼き菓子
ランチメニューはGROVEカレーと夏季限定のアジアンご飯とキッシュのみとシンプルな構成。
カレーは旬の野菜がたっぷり乗っていて色鮮やか。辛いのが苦手な私でも平気なマイルドなお味でした。
大きめのグリルチキンは皮がパリパリ、中がジューシーで柔らかくてすごく美味しかった!
チキンとカレーの相性も抜群です。
珈琲も種類は少ないながらもこだわりのスペシャリティコーヒーがいただけます。
夏季限定のフローラアイスコーヒーは「華やかでフルーティーな香りと爽やかな酸味」という説明のまま、フルーティーな味わいで美味しい!
豆は外房のKUSA.喫茶で焙煎したものを使っているんだそうです。
KUSA.喫茶も今度行ってみます!
スイーツメニューも魅力的。季節ごとに中身の違うマフィンは店内でもいただけますし、お持ち帰りもOKです。
マフィンをお持ち帰りしてみましたが、甘すぎずフルーツの味が優しく広がって美味しい!
他にも気まぐれスイーツなど、季節を感じるメニューが楽しめます。
お店の入り口には他にもお持ち帰りできる焼き菓子が並んでいます。
ここで写真の右上に注目!
もしかしてマスターが自転車乗りなのでしょうか!?
あまりお話できなかったので次回はそのあたりも聞いてみたいと思います。
お店情報
Cafe GROVE
住所:千葉県富津市亀田1237
営業時間:11:00〜17:00
定休日:火曜・水曜