秩父の魅力をこちらの記事で語りましたが、グルメ記事の為の布石でもありますw
秩父は何と言っても美味しいものが盛りだくさん!もはや自転車が関係なくなりつつありますが秩父グルメについて更に掘り下げてみたいと思います。
この記事の目次
郷土料理・名物料理
お水が美味しい街は料理が美味しい!
秩父には農家の方の間食用として造られた小昼飯と呼ばれる家庭料理をはじめとした、美味しいご当地グルメがたくさんあります。
秩父と言えば味噌ポテト
定番は、衣をつけてあげたホクホクのお芋に甘辛のみそだれをかけた味噌ポテト!
秩父ではどこに行っても売っていて、地元の方にも愛されるおやつです。
CMでお馴染み、わらじカツ丼
味噌ポテトと並んで有名なのが「わらじカツ丼」。
駅周辺にも有名店はありますが、三峯神社へのヒルクライムを楽しんだ後、境内のお食事処で景色を眺めながらいただく「わらじカツ丼」は最高です!
「わらじカツ丼」はその名の通り草鞋に似せた大きく薄く伸ばしたカツに、あまじょっぱいタレで味付けをした秩父の人気グルメ。
かなりボリューミーな見た目ですが、薄く伸ばされたカツは柔らかくて食べやすく、タレもさらっとしているので意外とぺろっと食べられちゃいます。
焼きまんじゅう
焼きまんじゅうは、甘じょっぱいタレをつけて焼いたおまんじゅう。
あまり見慣れない風貌にちょっと警戒してしまいますが、蒸しパンのようなもっちりとした生地とタレがよく合っていて美味しいですよ!
たらし焼き
たらし焼きはネギやシソが入った生地を薄く焼いたおやつで、ミニサイズのお好み焼きといった感じ。
芦ヶ久保の道の駅で100円で食べられます。
値段もサイズも手頃なので、ライド前の腹ごしらえにぴったりですね。
お蕎麦
秩父ではそばの産地としても有名で、西武秩父駅を中心に名店が点在しています。
ランチに迷ったらお蕎麦屋さんを探してみればハズレなしかもしれません。
昔ながらの手打ち蕎麦やくるみ蕎麦などお店ごとの特徴を比べてみるのも楽しそうですね。
喫茶店がたくさん!
観光地だからか、お水が美味しいからなのか、秩父には素敵な喫茶店やカフェがたくさんあります。
特に西武秩父から近い秩父神社からの参道付近にはおしゃれなお店が多いですね。
駅から離れた名店を発掘できるのも自転車旅のいいところ。
実際にポタリング中にふらっと見つけた名店をご紹介します。
珈琲とカレーのお店
まずは参道付近の喫茶店。
数年寝かせて旨みを凝縮させたオールドビーンズを使った珈琲とスパイスカレーが魅力のお店です。
お店は落ち着いたおしゃれな内装で、カウンター奥には北欧ブランドのかわいい器が並んでいます。
中途半端な時間に訪問してしまったためカレーは頂かなかったのですが、玉子とパテのホットサンドをいただきました。
カリカリのパンにぎっちり詰まった具が嬉しい。
メニューには珍しい二層のカフェ・グラッセなんかもあります!
地元の方らしきお客さんも多く、ゆっくりくつろげる落ち着いた喫茶店でした。
珈琲とカレーの店 カルネ
住所:秩父市番場町18-7
営業時間:10:00〜22:00
定休日:木曜日
本格ログハウスでゆったり
三峰方面に行く途中に見える立派なログハウス。
ログハウスの中は落ち着いた雰囲気の喫茶店になっているんです。
お庭が広いので自転車も置きやすく、上品な女性マスターがいつも優しく出迎えてくれます。
普段は勧めていないそうなのですが、お願いするとテラス席でいただくこともできます。
お食事メニューはありませんが、珈琲と自家製のケーキがいただけます。
チーズケーキはふわふわで優しい味。
炭火煎珈琲 木香里
住所:秩父市荒川贄川207
営業時間:11:00~17:00
定休日:月曜日
秘蜜♡のドリンク
秩父ミューズパーク内には、2016年にオシャレなカフェが出来たばかり。
MAPLE BASEでは、秩父産のメープルを使ったドリンクやパンケーキ等が味わえます。
パーク内でレンタサイクルを実施していることもあり、サイクルラックもバッチリ。
写真は催し物のために特設された窓口のものですが、メニューを覗くと何やら気になる文字が。
秘密ドリンク?にんじん?
秘蜜ドリンクに使われているのは、秩父農工科学高校食品化学科で開発された、ありそうでなかった新発想のはちみつ。
蜂に花の蜜ではなく果実や野菜ジュースを与えることで、濃縮された野菜の風味が染み込んだ極上のはちみつに仕上がるというもの。
頂いたにんじんはちみつのドリンクは、スプーン一杯ほどのはちみつをお湯で溶いただけ。
それだけなのに高級料理のスープのような、なんともコクのある不思議な味わいに。
身体もあったまるので、秋頃にパーク内一面に色づく銀杏と一緒に楽しむのがオススメです。
MAPLE BASE
住所:秩父郡小鹿野町長留1129-1
営業時間:10:00〜17:00
本当は教えたくない穴場スポット
これまでのお店もどこも素敵なんですが、ここからはあまり人に教えたくない穴場のお気に入りスポット!
立地はあまり目立たないものの、味は抜群に美味しいお店です。
お寺の中に本格珈琲
札所二十八番橋立堂は、巨大な岩壁や鍾乳洞が有名な場所ですが、その境内の一角に素敵なカフェがあるんです。
JURIN's GEOは、品評会受賞豆を中心にセレクトした一級品の豆を使った本格珈琲が味わえます。
工夫を凝らした軽食メニューも豊富で、一度じゃ味わい尽くせない!
一歩お店に入ると、焙煎のいい香りに包まれてそれだけで期待感UP。
大きく切り取られた窓からは岩壁の景色が眺められ、時間が止まったような空間です。
プレスで頂く珈琲はブラックなのに砂糖を入れたような甘くまろやかなお味でとっても飲みやすかったです!
(お恥ずかしながら豆の種類は忘れてしまいました…)
素敵な器や一輪挿しの演出も素敵。
そしてそして、天然水を使ったかき氷「淡雪」は見た目にも涼しい穴場かき氷!
写真では分かりにくいかもしれませんが、細長いグラスの中段にロックアイス、その上にかき氷が乗っています。
キビ糖のシロップをかけると氷が優しい飴色に染まっていき、ロックアイスの下から滴るシロップがなんとも涼感のある光景。
かき氷をいただいたあとにはコーヒーを注いでアイスコーヒーとしても味わえ、何段階にも楽しめる一品です。
JURIN's GEO
住所:秩父市上影森673-1 札所28番橋立堂境内
営業時間:10:00~日の入りまで(ラストオーダーPM5:00)
定休日:水、金
※冬季(不定休) ※夏季(7月最終土曜~9月第一日曜)は無休
最強の抹茶ラテ
秩父と言えば長瀞のかき氷、阿左美冷蔵さんが有名ですが、実はその隣に穴場のお茶屋さんがあるんです。
元々はお茶屋さんとして茶器なども販売しているお店ですが、注文してから"立てて"くれる抹茶ラテが美味しい!
夏の日差しに消耗した後でも身体に染み渡るさらっとした舌触り。
本格派だけど苦々しさや粉っぽさもなく、ちょうどいい甘さとコクもあり、それでいてしつこくなく、香りが濃厚で…
と言葉では説明しつくせないのですが、とにかく一口でこれまでの"抹茶ラテ"の概念が覆ります。
他のお店の抹茶ラテが飲めなくなりますよw
茶夢
住所:秩父郡長瀞町長瀞1547-4
営業時間:10:00~18:00
定休日:木曜日
隠れ家フレンチ
札所巡りで二十七番に向かう帰りにふらっと見かけた立派な門構えの古民家。
看板を覗いてみると完全予約制のフレンチレストランということで、気合を入れて行ってみました。
とは言えサイクルジャージで。。。申し訳ない気持ちもありつつ、他のお客さんもあまりかしこまった様子ではなく、家族で気軽に楽しめるフレンチという感じです。
お庭や内装も立派で、古民家好きの方にはたまらない雰囲気。
お昼はお肉/お魚の定食とハヤシライス、カレーの中から選べます。
セットのサラダやスープもメインも付け合わせもどれを食べても美味しい。
ボキャブラリーがないので「めっちゃ美味い!」と連呼してしまいましたが、それ以上に表現が探せないほどとにかく美味しくて幸せな味。
デザートにはケーキとアイスのセット。
一口サイズのアイスとケーキとの相性がよく考えられています。
お値段は1500円とリーズナブルなのも嬉しい所。
厨房は忙しそうでなかなかお店の方とお話できなかったのが残念ですが、素敵なご夫婦が営むお店でした。
Champ de Fleur
住所:秩父市上影森258-3
営業時間:12:00~14:00,18:00~21:00
定休日:月曜日
※完全予約制