初心者女子のチャリライフをもっと素敵に!

サイクルスクールに参加してみたら大満足の内容だった!

サイクリングは楽しく乗る事が大前提ですが、楽しく乗るためには安全に乗る知識や技術も必要ですね。今回は評判の良いスマートコーチングのサイクルスクールに行って勉強して来ました!

サイクルスクールとは

スマートコーチングの主催するサイクルスクールは、初心者から実業団レベルの方までそれぞれのレベルに合わせた基本技術や集団走行技術を学べる有料の講習イベントです。
今回はチーム右京の徳田兄弟をゲストに、プロチームで選手、コーチとして活躍する講師の方々が教えてれました。
レースに出たい方向けの講習に思われるかもしれませんが、レディース・ビギナークラスは公道を走るための安全知識や基本の乗り方、グループ走行の仕方を学べるので、初心者さんにもオススメしたい内容でした。

内容は午前午後に分かれていて、午前はスクール、午後は15分✕2の練習エンデューロになっています。
午前、午後両方出ても、どちらかだけの参加もOKです。

クラスは4つに別れていて、登録選手クラス、マスターズ1(レース経験者)、マスターズ2(レース初心者)、レディース・ビギナークラスがあります。

今回私はレディースクラスに参加しましたが、講習の内容はマスターズ2クラスと変わらず実装練習のレベルが違うという感じです。女性でも走行経験がある方はマスターズ2で良さそうでした。エンデューロの方に自信がないという方は午前午後でクラスを変えるのも手ですね。

会場の雰囲気

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会場は向ヶ丘自動車学校。教習所の定休日に施設を貸し切って実施されます。
教習所なので、クランクやスロープのあるきれいな舗装路を自由に走れるレアな体験ができますよ。

スクールもエンデューロも、受付で渡されるビブスを着用して参加します。クラス毎に色分けされ、ゼッケン番号が入っているので、初めての方だらけでも番号で声をかけられたり、走行中のグループがどのクラスか一目で分かって便利でした。

会場での注意点

  • お手洗いなど屋内の施設を利用する際にはスニーカーなどの靴に履き替えが必要です。
  • 荷物の預かりはないので大きい荷物は屋内、上着などは屋外の邪魔にならない場所に放置する感じでした。
  • 自販機はありますが、食べ物は売ってないので午前午後両方出る方はお昼ごはんを事前に買っておく必要があります。

午前のスクール

スクールは座学ではなくワークショップのような感じ。自分達で考えたり体験しながら学んでいきます。同じクラスの人と自然にコミュニケーションをとる空気が作られて、和やかな雰囲気で進行されました。

安全に自転車に乗るために

まずは安全知識に関しての講習。ネタバレになってしまいますが、安全意識についてはなるべく多くの人に知ってもらいたい内容なので詳細を載せてしまいますね。

車からの死角を体感

死角体験では一人が実際に自動車の運転席に座り、他の人は運転手の死角になると思う場所に立ちます。運転手役の人が見える人のゼッケン番号を読み上げて、死角にいる人を探しました。

車の死角と言うと、車のすぐ脇のラインの後方あたりかなと思いますよね。
しかし意外と車の近接周囲はミラー越しに確認できるので死角はなし。逆に車から横に2mほど離れるとサイドミラーでも確認出来なくなってしまう事がわかりました。

路上では車から距離を取ろうと左端に寄ったり右から大回りで迂回する人は多いと思いますが、実は逆効果。
道幅や交通量にもよりますが、堂々と走ったほうが車からよく見えて安全なんですね。

とは言え全長の長いトラックなどは危険なので横に並ばないよう注意が必要です。

また、路上で迷いがちな交差点での二段階右折や右折レーンがある時の待機場所なども一緒に教えていただきました。

ヘルメットの正しい付け方

これ、私もできているつもりでいたのですが、最近友人に指摘されて気をつけるようにしています。
正しく装着しないと万が一の時にしっかり頭部を守れないので、もう一度見直してみましょう!

ヘルメットは後ろ気味にかぶってしまう人が多いのですが、眉骨のあたりまでヘルメットをしっかり下げて着用します。
そしてポイントはこの後、顎紐を付ける前に後頭部のアジャスターをしっかりと締めます。
この状態でおじぎをしてもヘルメットが落ちないのがベスト。
落ちてしまうようならサイズが合っていないのでインナーキャップを被るなどして調整しましょう。

重心によるコケ方の違い

上手な転び方体験では、ライドポジションによるコケ方の違いを味わいます。
物を倒す時、重心が上にあるのと下にあるのとでは下にある方が倒れにくく、上にある方が倒れやすいですよね。自転車に乗る時もこれと同じです。

重心を低くした場合と高くした場合とで横から他の人に押してもらい、衝撃の強さを体感しました。
重心を低くした場合はゆっくりと倒れる感覚があり、上半身を起こして膝から倒れる事ができました。
高くした場合には倒れるスピードが早い!
重心が高い状態で転倒するとバランスも取れずに肩のあたりまで地面に強く当たってしまいます。
倒れるときには腕を付いてしまうと鎖骨などの骨折リスクが高まるので、腕はつかないようにするのが◎
上体が起きていると転倒した時に腕をつきやすいので、その点でも重心が低いほうが良いのです。

ニュートラルポジションとは

重心を低くする、と言ってもどうしたら良いのかピンと来ないですよね。
重心を低く安定した乗り方をするためにはニュートラルポジションをとります。今回はずーっとこの「ニュートラル」という単語を聞いていました。
ニュートラルポジションとは、左右それぞれのペダルに同じだけ荷重をかけた状態です。
サドルや腕に体重を載せず、ペダルにしっかりと体重を載せる。体重が全てペダルに乗るので重心位置が低くなって安定するし、ペダルを踏み降ろしきらないのでスムーズな体重移動で速くスピードに乗せる事が出来る基本であり超重要なポイントなんです。

基本ポジションを身につける実走練習

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ここからはいよいよ自転車に乗っての実践に入っていきます。自由に反復練習出来る場所ってなかなか少ないので、貴重な機会です!

カーブの曲がり方

ニュートラルポジションの重要さが分かりやすいのがカーブ練習。
カーブでは曲がる方向の脚を上げてホイールと爪先が擦れないようにする、とよく言われています。
が、そもそもハンドルを大きく切って曲がるのではなく、自転車の傾きで自然に曲がるのがスムーズな曲がり方。
ニュートラルポジションで視線を曲がる方に向けると、自然に自転車を傾けられるようになります。ハンドルを大きく切らないので足も引っかかりません。
わざと腕に力を入れたりサドルに体重を乗せたNGパターンもやってみると、安定感の違いを感じる事ができました。

ヘアピンカーブの練習では、スピードを落とすタイミング、ニュートラルポジションをとるタイミング、コース取りも学べました。
実際にヘアピンカーブを曲がる時の備えと言うより、バイクコントロールの練習課題としてヘアピンカーブが最適だったのかもしれません。

トレインを組んでみる

レディース・ビギナークラスでは、実際に演習コースの大外を周回して、トレインを組むところまでやってみました。トレインを回したり2列走行は上のクラスからになります。

同じクラスとは言え走力に違いのあるメンバー。最初はトレインがバラけたり急ブレーキで詰まったりとぎこちないトレインになってしまいました。
ぎこちないトレインの様子は動画撮影してもらい、フィードバックをもらいます。問題点をみんなで認識し、次はどうしたらいいかを提案し合って再チャレンジ。こうしてPDCAサイクルで学んで行くとみるみる隊列が整ってくのが分かりました!

特別補講をしてもらいました!

今回ヘアピンカーブでは左回で練習したのですが、右回りの方が苦手なんだよな。。
と思ったら同じ悩みを相談している人が!便乗してスクールの後に補講をしてもらいました。
左右のカーブの様子を動画で撮影してもらいフィードバック。
左だと身体を倒してバランスが取れるんですが、右だとグラグラして安定しません。
自分では「右の方がなんとなく恐怖心があるから」「身体のクセで右の方がねじりにくいから」と諦める理由をつけいましたが、動画で見てみると右への振り向きが遅い事が判明しました。
確かに大元の原因は恐怖心だったりクセだったりするのかもしれませんが、動作の原因を見つけると動作である程度カバーできるんですよね。
ちょっと意識してしっかり振り向くようにしただけでスムーズに曲がれるようになりました。

午後はレース

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午後は各クラス毎にエンデューロレースを行います。フィードバックの時間を挟んだ15分×2の短いレースなので、走力に自信がなくても大丈夫。
先導する講師の方にコース取りの見本を見せてもらいながら、スピードが出た状態でのカーブの復習ができました。

実はこの日は天気が不安定で、エンデューロ直前に雨が降ってきてしまいました。トレインを作ったり他の人の走りをじっくり観察するいい機会だったのですが、雨でそれどころではなかったのが残念。

レース優勝者にはブース出店していたお店から粗品がいただけます。
レディース・ビギナークラスは5名だけだったので思わず優勝してしまい、narifuriの靴下とW-BASEのタオルをいただきました。

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学んでよかったこと

誰も教えてくれなかった基本が身についた

自転車に乗っていると色んな方にアドバイスをいただく機会が多くあります。
そのほとんどがポジションとフォーム。それがすごく大事な事なのは分かるのですが、イマイチうまく身につかなかったり、人によってアドバイスポイントがズレているように感じる事もあります。(なのでアドバイスの精査が大変)
今回目からウロコだったのは、ポジションとフォームについてはほとんど指摘がなかったこと。
フォームの大元を作るペダルの荷重の仕方を身につけるという内容だったので、理屈もすんなり飲み込めたし身につく内容ですごく良かったです。

コミュニケーションの大切さ

レースやイベントでは初対面の人と自転車を並べて走る事がほとんどですよね。初対面でも自分の弱点を話したり声を掛け合ってトレインを上手く回していくのもスキルの1つ。講習では同じクラスの人と積極的に話し合う事を重視していました。
仲間同士でディスカッションや意識統一をしたりすることでチーム全体が上手くなりスムーズに走れるようになるというのは、短い間でもしっかりと実感できました。
誰かが無理をするより、みんなの歩幅を合わせる方が長く走れるしチーム全体の成長も早くなる。初心者や女性だと遠慮せずに積極的にコミュニケーションを取って行こう。というのが今回の教えの1番のポイントでした。


ayumi

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