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Fizikシューズ&SPEED PLAYレビュー!

以前SPEED PLAYのペダルを買った記事を書きましたが、私はSPDからの乗り換えだった為シューズも新しく新調。
今回はシューズとSPEED PLAY装着レビュー編です!

ペダルの記事はこちら

シューズ

シューズは色々迷った結果fizikのR4B donnaにしました。
決め手は先が細めの洗練されたデザイン、フレームに合う配色、ダイアル式のBOAクロージャーシステムの使いやすさです。

ロード用シューズはグレードに対して配色ラインナップが少ないのが残念。fizikは各グレード毎に1色ずつのラインナップで、価格と自転車との色合いを考えるとミドルグレードのR4B一択でした。
(購入後限定カラーでR5Bにグレー✕エメラルドが発売されて後悔…白は汚れる…)
R4Bについての説明はこちらの記事が分かりやすかったです。

fizikの箱はカッコよくて開ける前からテンションがあがりました。
箱の内側には「LIFE IS A ROAD AND THE ROAD IS MY LIFE 」というメッセージ。
中央の仕切りの中にミニサイズのパンフレットが入っているのも面白い。

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マイクロテックスのマットな質感とシンプルで洗練された形状に惚れ惚れします。
菱型と三角形を組み合わせた通気穴のパターンも美しい。

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これがBOAクロージャーシステム。
憧れのカチカチ!今まで使っていたベルクロのタイプだと不意に剥がれることもあったので、ダイアル式はすごく使いやすく着脱が楽です!

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BOAクロージャーシステムは、ダイアルでワイヤーを締めあげることで細かくホールド感を調整することができるのですが、緩める方向の調整をしたいときは一度一番緩い状態に戻さなければならないものもあります。
FizikのBOAクロージャーシステムなら、ダイアルを押し込んだ状態で右に回せば締り、左に回せば緩み、ダイアル引き上げで開放。
これならライド中でも細やかな調整がしやすく、疲れや痛みを感じて来た時に脚を止めることなく緩めることができる!

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そしてソールはカーボン強化ナイロン。
ソールの素材は主にはカーボン製、樹脂製があります。
カーボンは剛性が高い分脚の力を伝えやすいが足を痛めやすく、樹脂は柔らかく足に負担がかかりにくい。
そしてこのカーボン強化ナイロンは、カーボンの剛性にしなやかさを加えたいいとこ取り素材なんだそうです。

土踏まずに伸びる流線型のラインがまたカッコいい。

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使用感

私の足は若干幅広め、アーチ強めの甲高なのですが、割と相性がいいかも?
細身の形状なので最初は薬指に当たる感じがありましたが、疲れた時にすぐホールド感を緩めることができるし、足に馴染んでくると気にならなくなってきました。
以前使用していたシューズは足との相性が悪かったのか足がしびれて来ることもあったのですが、それもなくなって疲れにくくなったようなきがします!

唯一の悩みは白なので汚れやすいことw
中性洗剤や化粧落としで定期的に拭いていますが汚れはすぐに付きます。
素材的には汚れも落としやすく、油汚れも落ちます。が、油汚れだけでないものが逆に落ちにくい場合もあるんですよね。ここは定期的にケアするしかありません。。

クリート装着!

続いて、FizikシューズにSPEED PLAY装着編です。

まずはクリートの台座になるパーツをつけるのですが、その時に必要なのがこちらのスペーサー

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fizikのシューズはソールの反りが強いので初期状態のスペーサーからカーブ強めのスペーサーに変える必要があります。更にこれでも足りないので予備のスペーサーも追加して全部盛り状態が丁度いい。
スペーサーが合わないと力が逃げてしまうのでしっかり調整が必要です。

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ちなみに2種類のスペーサーの差はこんな感じ。
アーチの違いがハッキリわかると思います。

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スペーサーが決まったら3本のネジを締めていきます。
SPDからの乗り換えではソールの目盛りが嬉しい。
SPDに対しての不満はそれほどありませんが、以前使っていたシューズは靴底の金具がラバーで覆われていて、購入後に自分でラバーを切り取って使うタイプ。ラバーの位置が金具に対して結構ズレてしまっていて、クリートの水平軸がちゃんと合わせられず脚を傷めたことも。

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そしてクリートですが、小さいネジを4箇所、ドライバーで止めます。
この時、ネジを回しているとコリッコリッとした感触手に伝わるようになります。
この感触1〜2コリまでで止めて下さい!
ネジをキツく閉めるとクリートがペダルにはまらなくなります。ただ、ゆるすぎてもネジが動いてしまうので説明書をよく読んで調整して下さい。

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そしてこのサイドのネジは可動域を調整するもの。
上下完全にネジが締まっている状態が可動域0。上が内側、下が外側への可動域です。
これで0〜15度という自在な可動域が実現できるわけです。

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SPEED PLAY ZERO使用感

実はSPEED PLAYに変えてから2回ほど一度もクリートがはまらないまま乗るという無謀なことをしました。。。
とにかく!とにかくはまらない!!!
1回もはまらないしはまるイメージすら掴めない!

泣く泣く行きつけのショップに相談しに行くと、男性スタッフさんも「え!?はまらない!なんで!?」と驚くほどの硬さ。
ネジの締りを確認していただきつつ、男性スタッフさんでは入らないシューズに足を乗せて頑張ってはめて頂きました。
そこから1時間ほど慣らし作業をしていただき、更に私が実際にはめる練習をして、やっと少しずつ入るように。。
(本当もう、ショップのスタッフさんたちありがとうございます)
最終的には「練習しても無理そうだったら、嫌になって走らなくなるのも勿体無いし諦めて別のに変えるのも手ですよ」と諭される始末。

SPEED PLAY未経験者の方にもすごく驚かれ、「調整でどうにかならないの?」と聞かれるのですが、最初金具が慣れるまでは硬いものなのだそう。

それからローラー台で練習したりライド中に少しずつ練習したりして、最近やっと楽に入るようになってきました。
一番最初は立ち乗りから力をかけて足を踏み外し、股間を強打して泣きそうになることもありました…男性の方は気をつけてくださいw
本当は下方向に向けて力をかけるのがいいと思いますが、停止した状態なら何かに捕まりながらブレーキをかけて、4時〜5時の方向に蹴りだすようにするとはめやすかったです。
力のかけ方は前後でも垂直でもなく、横方向にグリグリっとねじ込むようにすると入ります。

ちなみに外す時も少し硬いです。
脚が高い位置にあると捻りが足りないのか全然外れず、2回ほど立ちゴケしました。
可動域の調整でも解決出来ますが、可動域を広めにしておきたい方はクリートを外す時の脚の位置に注意。

膝への優しさやペダルのコンパクトさはすごく魅力ですが、最初ものすごく苦労しますので、女性にはあまりオススメできない代物でした。

- 追記 -

使用期間が長くなると大分はまりやすくなりますが、新車を購入するタイミングでSPEED PLAY ライトアクションに変えました!
こちらは唯一の難点が解消され、女性にもおすすめできるペダルです。
詳しくはこちらの記事にまとめています。

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