野外で長時間走るサイクリングでは、日差しに汗、風、乾燥とお肌の敵がたくさんあります。特に真夏は滝のように汗が流れてくるのでメイクは崩れるものと諦めてる方も多いのではないでしょうか。
かく言う私も以前はメイクを諦めてスッピン派でしたが、今年は色々と勉強し実践してみました!
メイクをしっかりすると日焼け止めが落ちにくくなり日差しによる肌へのダメージが軽減されますし、何よりも気分が上がりますね。
真夏のヒルクライムにも耐えるメイク方法と使ってよかったアイテムを紹介します!
この記事の目次
落ちにくいメイクは土台が大事!保湿は入念に!
まずはファンデとのツナギになるベースをしっかり整えることで、化粧崩れしにくい肌を作ります。
化粧水は塗り重ねてしっかりと入れ込めば、肌とファンデーションの密着度がアップ。くずれの原因となる乾燥や皮脂の分泌も抑えられるので、バシャバシャ使ってしっとり肌に仕上げましょう。
乳液はUV効果のあるもので肌に近いところからしっかり紫外線からガード!
エリクシールのおしろい乳液はUV効果もあり、肌もきれいに見せてくれるのでスッピン派にも嬉しいアイテムです。
日焼け止めはここで!
日焼け止めは乳液扱いとして覚えておきましょう。スキンケアの後、下地の前に塗ります。
一度塗ったあと数分置いて塗り直すとより落ちにくくなりますよ。
毛穴を埋めて密着度アップ!
下地にプラスして毛穴カバー系のプライマーを使うと、毛穴の凹凸が埋められて肌とファンデの密着度をさらに高めてくれます。
ラクチュールのパーフェクトポアカバーは皮脂吸着効果もあるので、テカリやくずれも抑えてくれます。
甘すぎない上品な香りがテンションを上げてくれるのもポイントですね。
普段使いアイテムのファンデでも、テクニック駆使して強度UPしよう!
ファンデは普段のアイテムでも「水で固める」テクニックで十分に強化できます。
「水スポンジ」「お粉おばけ」「潜水法」などの方法がありますが、どれも水で一度濡らす事でパウダー同士を固めてしまうという発想です。
どれも汗だくで走っても落ちなかった実績のある方法。
手持ちのアイテムとの相性や仕上がりの好みで、自分にあった方法を色々試してみてください。
面倒くさいと思ってしまう方は最初から水分が含まれた2層式のウォーターファンデもおすすめ。ウォーターファンデは仕上がりが薄付きで汗でよれにくいので、ナチュラルな仕上がりが好きな方にぴったり。ただし保湿力が弱いので乾燥肌の方には向かないので注意が必要です。
パウダーとミストで固めよう!
ベースメイクの最後に仕上げのパウダーです。「お粉おばけ」「潜水法」は工程にふくまれていますが、パウダーをしっかり乗せて仕上げミスト(霧吹きに入れた化粧水でも可)をかけるだけでもお化粧の持ちがアップします。
パウダー自体が肌をキレイに見せてくれますし、日焼け止めも落ちにくくなるので、スッピン派の方もパウダーだけは忘れずに!
UV効果のあるパウダーなら日焼け対策にも心強いですね。日焼け止めの塗り直し変わりとしても活用できますよ。
ただし乾燥しやすくなるので時期によってはつけ過ぎに注意。
パンダ予防にパウダーでバリア
アイメイクをしっかりしたい方は、下まぶたのあたりに押し込むようにしっかりパウダーを乗せるとパンダ予防になります。
マスカラやアイシャドウが落ちた時、肌に油分が多いと落ちたままくっついてしまうので、パウダーでバリアを作るイメージです。
絶対消したくない眉
ナチュラルメイクでも眉さえしっかりしていれば目元の印象がキープ出来ます。しかし落ちやすいのでそのキープが大変!
眉ティント
絶対に消したくない人にオススメなのが眉ティント。塗る工程が少し面倒ではありますが、毎朝のメイクがすごく楽になります!汗や皮脂で落ちず、4日程度はキープできるので運動中も心配要らず。
ただ、仕上がりは少し物足りないのでペンシルなどで整えた方が綺麗に仕上がります。
デジャヴ ペンシル型眉パウダー
ペンシル型眉パウダーは、汗・水に強いウォータープルーフのアイブロウ。揮発性のオイルが含まれていて、オイルが乾く時にぴったり肌に密着してくれます。
ペンシルで細かいラインが描け、ブラシでぼかせるので描きやすさも◎。
MAKE UP FOREVER アクアブロウ
落ちにくさと描きやすさもありながら、仕上りの綺麗さで最強だったのはメイクアップフォーエバーのクリームタイプのアイブロウ。パウダーで仕上げてから眉を描いたあと、更にパウダーで抑えると真夏のライドでも全然落ちませんでした!
最強の防水コスメMAKE UP FOREVERについてはこちら
アイメイク
スポーツ時のメイクは、ラインはしっかり、色はナチュラルに仕上げるとアクティブな印象でスポーツウェアとも相性バッチリ。
アイシャドウは万が一落ちたときに惨事にならないようブラウン系やベージュ系を選ぶと安心です。
VISEEのクレヨンアイカラーははウォータープルーフで描きやすく、肌馴染みのいいピンクベーシュが使いやすくておすすめです。
アイシャドウを抑えた分、アイラインはしっかり目に。ネイビーやカーキなどのカラーアイライナーで少し遊んでも楽しいですね。
マスカラは軽量感重視で!
マスカラはボリュームタイプだと重くて風に当たると邪魔に感じるので、カールタイプがおすすめ。セザンヌのエアリーカールマスカラは、付けているのを忘れそうな軽さで、カールはしっかりキープしてくれます。
下地にもコーティングにも使えるクリアタイプは、糊っぽくダマにならず塗りやすい!
2本買っても1,500円以下という高コスパが魅力ですが、実力はお値段以上。
真夏のサイクリングでもパンダになりませんでした!
乾燥が気になるリップと髪
自転車に乗って風に晒されると、乾燥と紫外線がダブルで襲ってきます。日焼け止めと汗に守られる肌はあまり気にならないのですが、髪とリップは特に乾燥が気になる!
リップは必需品
唇は特にすぐに乾燥するのでリップクリームは必須。唇も紫外線のダメージを受けるのでUVカット効果のあるものを選びましょう。
ウォータータイプのリップは夏場に柔らかくなってしまうので、硬めのリップがオススメです。
私はニベアのディープモイスチャーリップを愛用しています。色付きタイプがあるのも嬉しい。
ヘアケアも忘れずに。
サイクリング中の乾燥で、髪がバリバリになることも多々あります。夏場は紫外線ダメージも気になりますね。
紫外線が気になる方はUVカット効果のあるヘアスプレーやUVスプレーなどを使うのも◎。
乾燥で気になる方はワックスで髪を守りましょう。
水分が多いタイプだと汗で落ちやすいので、シアバター系のバームがおすすめ。
ガチガチにスタイリングする必要はないので、毛先に軽く馴染ませる感じでOK。
天然由来成分でできたナプラのバームは、リップやハンドクリームとしても使える肌に優しいヘアケアアイテム。硬くならず自然なツヤを出しながらコーティングしてくれます。汗をかいてもベタつかず、しっかり乾燥から守ってくれます。